「先輩、このワインに免じて、いったん先生を許しませんか」
 オーパスワンだった。
「あんたが怒りだしたんだ」
 dotsいや、ゆう子だろ、と友哉は思う。
「そうでしたか。転落から何もかも覚えてません」
 仲直りをしているようにも見えて、「女は不思議だ」と友哉は微笑んだ。