これ以上、話をこじらせる必要はなく、よくある嘘を言っておく。
「え? 仕事の相手とベッドdots
「ゆう子、おまえも調子に乗るな」
「はい」
 今日一日、友哉に意地悪を繰り返していたゆう子に、反論の余地はなかった。そしてゆう子は秘書。恋人ではない。もし、お互いが想っていても、「好きだからきちんと交際をしよう」という話も出ていない。