「光を? それも極秘に開発した技術? 世界の大成功者はすでに使っているとか」
「女がいなくなって蝉の抜け殻のようになった事は仕方ないとして、お仕事である人間観察や考える力を捨ててもらっては困ります」
「今、なんて言った?」
 友哉が目つきを変えると、
「私は何も言ってませんよ。友哉様が腑抜けになったとは言いましたが」
とトキがおどけてみせたが、彼も目を怒らせていた。