「RDの説明が必要だとは…よほどお疲れのようですね」
「RDっていうのか。この銃の中身は」
「今の赤い光線を見れば分かりますよね。地球の地核エネルギーと同じ熱が発射されます」
「分からない。熱も微量にしか感じなかった。元気があっても分からない」
「超高温のエネルギーをレーザーで発射します。それくらいの技術ならこの時代にもあります。ただし、相手に悪意、殺意がなければ発射しません。あの壁に友哉様を殺そうとする意識はないということですが、地震で倒れてきて、友哉様を押し潰そうとしたら撃てます。それは友哉様の憎しみや恐怖が壁を「敵」と見なすからです。また殺すだけではなく、友哉様のストレスになる人間をこらしめるために、微量の熱を発射することもできます。軽い火傷を負わせる程度ですよ。しかし、友哉様がストレスになっていない人間や物は傷つけられません」