「大丈夫? よほど、涼子ちゃんが好きなのね。嫌味じゃないよ。憧れのアイドルなら、キスをされただけでも回復して当たり前。アイドルオタクの男性なら逆に気絶するけど。でも、晴香ちゃんが生き返って、本当によかった」
 ほっとしたのか、ゆう子の目から大粒の涙が止まらない。
「女優とアイドルだ。すごい威力。どんな男も元気になるよ」
 友哉が珍しく屈託のない笑みを零す。