「あら、有名女優で良かった。でもセックスしか頭にないバカ女だよ」
「こんなに優しくて機転が利いて、それでいてセックスしか頭にないバカ女なら逆に天才だ。だけど、源泉かけ流しは台無しで、その瞬間に女芸人になってしまった」
「ごめんなさい。言った瞬間に自分でも面白くないと思った」
 ゆう子がそう詫びた時に、友哉がスマートフォンの着信に気づき、画面を見つめた。
「なんて強引なペアリングだ。俺の画像を勝手に加工するな」