緑色の光がリングから飛び、壁にぶつかったその光がまた友哉のリングに戻ってくる。まさに、清流が流れる新緑の森に蛍が飛び交うようだった。
「今の俺は大丈夫だ。涼子ちゃんとおまえと晴香で、心が充実している。でも頼む。一緒にいてくれ」
 友哉がそう言い終わらないうちに、桜井の顔に生気が戻ってきていた。
「なるほど、まだ腐っていない。治せる」