ゆう子はすぐに廊下を走った。
「桜井さん、娘を助けてくれて、ありがとう」
「ここは霊安室じゃないか。俺は死んだのか。これは死後の世界の夢か。だって、今の奥原ゆう子だろ」
「俺が生き返らせた。もうすぐ看護婦と医者が血相変えてやってくる」
「おまえ、やっぱり超能力者なんだな」