「あんたをやったのは白い服の人間か」
「そうだ。おまえの娘の前に突然現れたから応戦したが、敵は二人だったし、赤い光線が意外と下手じゃなかったぞ。嘘つきだな。だから惨めに負けた」
「惨めじゃないよ。ありがとう」
 寝ている桜井よりも腰を低くして、そう屈みながら桜井の手を握ると、彼は、「まさか友情か」と笑った。
 霊安室に飛び込んできた医師は、「信じられない。また生き返ったのか」と、晴香のことも