あり、顔面を蒼白にしていた。だが、看護婦が、「先生、五年に一回くらいありますよ」と、笑う。ゆう子が「そうなんだ」と、くすっと笑った。その時、携帯が鳴った。利恵からだった。
 桜井が運ばれていき、ゆう子は携帯を耳にあてたまま、廊下に出た。
「ゆう子さん、こっちも大変なことにdots
「どうしたの?」
 ゆう子は思わず、友哉の顔を見た。