と、友哉に教える。ゆう子は、おでこのあたりに手をやり、吹き出す汗を拭うおうとした。いや、激しい頭痛に襲われたのかもしれなかった。
「学校じゃなくて、利恵のいるバーに? なぜだ」
 友哉も目を泳がせるほど動揺していて、桜井が運ばれていく後をたどたどしく歩いていく。
 いったん処置室に運ばれた桜井の横に、友哉は座った。医師と看護師がバイタルのチェックをしている。