lineなんて嘘が好きなのか。女は嘘という実体しかないのではないか。

 ジェイクがドアを開けた瞬間に、利恵は爆弾のボタンを押した。友哉のリングが真っ赤に光った時に、利恵は友哉に抱きついた。赤い光の中にほのかな緑色の光も利恵には見えた。
 わたしに蛍が飛んできた。わたしたちが出会ったのは蛍が舞う季節だったな、と利恵は思った。