マスターに指摘された友哉が、
「あ、足を治してもらったんだった」
と笑った。
「足?」
「いや、独り言さ。昨日、僕の娘がここにいたんだが覚えているかい」
 友哉は話を変えた。実はこちらが本題だった。
「ああ、ハルカと一緒にいたえくぼのかわいい少女だね」
「ハルカ?」