「お父さんを巻き込んでばかりだからさっさと帰ってきたんだ。ロスのバーで会ったんだけどね。なんだ、ありゃ、キレイで若い女たちとハーレムだった。さすが、家にちっとも帰らなくてお母さんを泣かせてきただけのことはあるわ」
「ちょ、ちょっと話を聞かせてくれないか。そこの美少女!」
 逃げるように駆け出していた晴香はタクシー乗り場の手前で足を止めて、