「なあにdots
 名前を呼ばれて、左手を引っ込め、両手で友哉の手を強く握る。女の子とは思えない握力で、体力を失っている友哉には痛く感じた。
「怖すぎるよ」
「そう?」
「その歌dotsCDに入れてるのか。だから売れないんだ」
 友哉の言葉に、苦虫を噛み潰したような顔をした涼子が、