友哉が「いいんだ」と、しっかりとした声を出した。回復してきたようだった。涼子の顔は友哉の肩の上、椅子に座ったまま、上半身を丸め、友哉に重なるように寄り添っている。憎しみに満ちていた表情は消え、その姿勢と同じ愛情で溢れている。
「離婚したなら、飛んでいけばよかった。愛してるの。あのことで嫌われていてもいい。わたしを見ていてほしい。あなたはわたしの希望。とにかくわたしはdots
 一度言葉を飲み込むと、