「やはり涼子のことも詳しいのか。そう、さっきの昔の恋人は涼子だ。だが、俺は涼子の話は他人からは聞きたくない。今は利恵を愛したいんだ。銃はもうしまった。出したり消したりが疲れることは知ってるはずだ。おまえ、名前は」
「宮脇利恵班、カロリッチ」
「利恵班?」
「そのうち、説明する者がやってきます。利恵班のトップにいるお方が、利恵さんを敬愛しているので、利恵さんと一緒にいる時の友哉様に隙が見えると、私のように口の悪いことを言う者が今後も現れるかもしれません」