「五分で点が入ることもあるぞ」
「他の人間に見られると困ります」
「ガラガラの家族席に案内する。知り合いの選手がいる」
 友哉の目がいつのまにか穏やかに変わっているのを見て、カロリッチはまた目を丸めていた。
「大地のような父性dots。トキ様がプライドを捨てて頼られたdots
 カロリッチは友哉に聞こえない声で言った。
「友哉様」
「なんだ」
「女神たちをあなたの力でお守りください」