「傷つかないから。屈辱ともなんとも思ってないから。すなわち、あなたは…」
 涼子はワンピースの裾を整えてケラケラ笑うと、
「女性差別主義者」
と言い切った。
「ほう。古典文学や昔の哲学者みたいだ」