「いないよ」
「ここにいる」
「わ、わたしはケンカは強いぞ」
 褒められた涼子が照れながら、友哉の腕を拳で叩いた。蚊を殺すほどの力だ。
「わたしのことは女じゃなくて、かわいらしいお人形さんだと思って見ていていいよ。女子高生Aiロボット」
「女は美しい。それだけで差別なんかしていない」