「そ、そうだね」
 友哉の腕にしがみついた涼子は、「幸せ」と呟き、なのに、震えていた。
「なんなんだ。幸せなのに恐怖で震えるわたし」
「面白い。おまえは今までに会った女の子で一番楽しいぞ」
 友哉の褒め言葉に、しっとりと頷く涼子。そんなことも男子から言われない。友哉だけが言ってくれる。
『かわいいけど生意気』『男っぽい』『気が強い』『お高く留まっている』『目が怖い』『男狂い』