涼子はお墓の話は神妙な聞いてたが、狼の話になったら急に興味が無さそうな顔をして、得意のアヒル口も作った。女性らしく、浪漫に興味がないのだろう。
「今日は親父と話がしたかった。また、好きな女が出来てしまったって。何も欲しがらない心が進化した少女だ」
「え? わたし?」
「そうだ。ところで俺は律子の態度にけっこう怒っている。おまえが来てくれたのに、まだ気分が悪い。涼子、少し後ろに下がれ」