また、赤い光線が足元をかすめた。素早く涼子を抱きあげた友哉はそれを飛びあがって避けた。
「あ、幽霊がなんか撃ってきてる!」
 やっと事態に気づいた涼子。抱っこされたまま叫んだ。
「トラップだ。今日は確かに墓参りの予定だったが、誰が夜の墓地に来るか」
 白いスーツの男は、友哉に向かって突進しようとしたが、その瞬間に、後ろから金属バットで殴られた。