「それは冬の温泉宿が寒かったからだ。お風呂に行ったら、帰りの廊下で冷えるから靴下を穿くんだよ。行ってみろよ。冬の温泉宿に」
「なんでそんなに動揺してるの」
 友哉が瞬きすらせずに部屋の一角を見ていて、体の動きも止めてしまったのを見たゆう子が、慌てて彼に駆け寄った。裸で早足に歩くから、乳房が揺れた。
「あれ? さっきまで膨らんでいたのに」