「その会えない娘のファッションだ。いつも靴下を穿いてる。浴衣なのに靴下を穿いてる」
「そっか。それは辛い過去だね。じゃあ、裸に靴下はやめるよ。娘も裸で旅館の部屋を歩いていたから、それがトラウマなら全裸もやめた方がいい?」
「風邪をひくんじゃないかって心配になるんだ」
 友哉はゆう子から離れて、自分でジーンズを穿いた。
「どうしよう。このままたたなくなったら」
 さかんに彼に苦痛を与えていて、神妙に言うゆう子。