「女優はすごいよ。もはや喜劇だ。いったん、その子供みたいなピンクの靴下を脱いで、また全裸でテレビでも見ててくれ」
 呼吸を整えて言うと、
「友哉さんだけなの。行儀が悪いって怒らない人は」
と笑って、ソファの上で足を顔の近くまで上げて靴下を脱いで、しかもその靴下を足元に捨てた。
「それを通り越しているんだ」
 床に投げ捨てられた靴下を見ながら、呆れて言っていた。