また忌まわしい十九歳の初夏に戻ってしまう。「空気が読めない」「真面目すぎる」「面白くない」と、学生友達から散々からかわれてきた。それから、そう、
lineセックスを覚えたのだ
「ゆう子とは俺の悪口で盛り上がれよ。今日も綺麗だ。俺は横浜マンションの郵便物を見てくる」
 友哉は利恵の唇ではなく、頬にキスをしてから、ホテルの部屋を後にした。
line急に目が温かくなった。