友哉の左手の人差し指のリングが緑色に光った。光り方が尋常ではなく、さかんに点滅している。
「眩しい! なにこれ? しかも熱っ」
 涼子が叫んだ。看護師たちはきょとんとしている。彼女たちには友哉のリングの光が見えないのだ。蛍の大群が素早く飛んでいるような緑の光が四方八方に散らばっていて、やがてそれが晴香の肩に集まってくる。
lineなんて強い光。光のセンサーだけじゃない。ガーナラだ。ガーナラの投与だ。
 ゆう子が思わず、友哉の手を握った。