車から出た男二人は、散弾銃を乱射しながら、レストランに駆け寄ってきた。腰には45口径も挿してある。宗教の言葉を叫んでいた。友哉にはそれの意味も分かった。「我々の神は偉大だ。世界を創造したのは我々の神だ」と言っていた。
 銃は発砲を続け、歩道にいた人たちが壊れたロボットのように倒れていく。
 友哉は初めての『仕事』で、判断力を完全に失っていた。