「わたしのこと?」
「君は夢のひとつ。副作用のことだよ」
 ゆう子が、「えへへ」と声に出して笑った。
「最高の褒め言葉を言ったのに、その程度か。どうしたらいいんだ」
「愛してるって言って」
dots
「はいはい。まだまともにKissもしてないからね」